2009年 10月 18日

ソニーの凋落は「ハード軽視」のせいではない、ような気がする

ソニーよ”普通の会社”にまで堕ちてどうする!と、言われてますけど、これはつまり、「ソニーは普通の会社じゃない」というのが前提ですよね。
このメールを送ったOBはもとより、こうしてそれを広めてる皆の中でそういう共通認識があるっていうのは凄いことだと思います。

怪文書の中身の方ですが、これも僕の見た範囲では支持されてるようです。
上記リンク先の池田氏も「ソニーの最大の失敗は出井氏を社長に選んだこと」とまで言ってソニーの方向性を批判しています。
確かにソニーは一時期に比べるとブランド力を落としています。ウォークマンは完全にiPodに取って代わられたし、液晶テレビは出遅れたし。
でもそれは、ソニーが「ものづくり」を忘れてしまったからでしょうか。出井元社長がソフトウェア、ネットワーク重視の方針をとっていなければウォークマンは今も圧倒的な存在感を示していた、と。
そんなことはないでしょう。出井氏の主張していたように、ディジタル機器ではネットワークが重要な差別化要因となってきています。
ただ、その勝者はアップルであって、ソニーではありませんが。

個人的にソニーは、進むべき道を誤ったのではなく、変化のプロセスで失敗したのかな、と思います。
ソフトウェア重視の方針をトップダウンで進めた結果、組織が硬直化してしまい自由に意見が言える雰囲気がなくなってしまったなら特に。

あと、これとは別に経営の先進化を推し進めた結果、株主重視、短期的利益の重視になってしまい、先を見た商品が作れなくなった、というのも聞きます。
これも一面では正しいのでしょうが、Rollyなんてものをあれだけ力入れて売っちゃうんですから、ソニーはまだまだチャレンジしてるんじゃないかなー、と思います。

ここで何度か書いたと思いますがSonyという企業は僕は好きですので、ぜひ復活して欲しいです。
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by yusatoku | 2009-10-18 21:45 | 日記


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