2012年 06月 20日

青い鳥はもういない

音楽ファイルなどを対象とした、ファイルのダウンロード違法化の法案が通ったらしいのでちょっと書いておきます。
挙げようと思えばこの法律の問題点や筋の悪さは山ほど挙げられますけどとりあえずそこは置いといて、気になったのはビジネスの話。

真面目な話、この法案を推進してた音楽業界の人たちはこれから先、どうやって音楽市場を広げていこうと思っているのでしょう。
法律が施行され、彼らの思惑通りに音楽ファイルのダウンロードが減ったとしましょう。
そのあと音楽業界の人はちゃんと儲けることができるの?

まずCDの売り上げが復活するはず、と考えるのは愚の骨頂。今時CD音源の曲を「CDで」聞いている人ってどれだけいるんでしょう?僕はかろうじてCDプレイヤー持ってますけど起動は数ヶ月に一回ですよ。
CDを買うことがあっても、即リッピングして、携帯音楽プレーヤーで聞いてます。
そんなリッピングを封じておいて、CDだけ買えってのは無茶な話です。
一応CDの暗号化をしていなければリッピングは合法、なんですけどどこんな法律を通す以上、音楽業界の人は暗号化したくてたまらないんでしょう。そう解釈しました。

着うたフル、みたいなDRMで固めたDL販売で稼ぎたい、という意図はあるんでしょうけど、ネットでDL販売ってどうしても見たい人が見るもので、今売れている人たちはいいとしても若手が育たないんじゃないの、って気もします。それ以前に単価が高いので、iTunesあたりの洋楽に根こそぎやられる可能性は結構高いと考えていますが。

あとはライブとかでしょうか。
個人的にはこれが一番いいんじゃないの、って気もしますけど、これも上と同じく露出の問題がつきまといます。知らない音楽を聞くのにお金を払う人なんてほんのひとにぎり。

露出はまあ、テレビとラジオにおまかせで、それも一定の効果はちゃんとあるんでしょうけど、これまでと同じやり方で業界自体の拡大なんてできるの?と疑問符が付きます。ダウンロードの制限ってことはネット利用の制限ってことで、ネットに上で音楽を流通させることなく音楽を皆にしらしめる、って可能なんでしょうか?


いずにしても、ここに書いた程度じゃ業界自体の発展にはならないと思います。
もう少し考えないと、本当に現在の音楽業界は滅んじゃうじゃないの?
とか思うわけです。
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by yusatoku | 2012-06-20 22:29 | 日記


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