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カテゴリ:読書( 27 )


2010年 08月 22日

積読山のよう

実家から貰ってきた本、内田樹の「下流志向」をちょっと読んでみました。
まださわりのところしか読んでないのですけど、どうやら今時の若い子たちの学力低下問題について、単純な学力低下ではなくて学びからの逃走、という事態が起こってるんだ、とそういう論旨みたいです。

なんかこういう学力の低下問題って、素直に同意できないんですよね。
昔に比べて国語の平均点がこれだけ下がってる!とか言って。

大体テストの点ばっか追いかけても意味が無い!とかいってゆとり教育はじめておいて点数下がったら「勉強してない!」とか言われても何いってんだお前、というか。

僕は昔の時代についてはよくわかってないんですが、今も昔も賢い人間はちゃんと勉強してるし、勉強嫌いな人間はやらないんじゃないんでしょうか。
大学生の学力低下!とかについても少子化(に伴う大学生率の増加)とかを考えないとちゃんと議論できないような気がしますし。

と、言いたいことはたくさんあるんですが、とにかくもう少し読み進めてみようと思います。
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by yusatoku | 2010-08-22 14:11 | 読書
2010年 03月 03日

物真似だって。

テルマエ・ロマエ という漫画を買ってきました。

テルマエ・ロマエ I (BEAM COMIX)

ヤマザキマリ / エンターブレイン



いや、面白い!!
どんな話かっていうと、こんな感じ。

古代ローマに住む、風呂専門の設計技師ルシウス。
独創性のなさに悩んでいた彼は、なぜか現代日本の風呂にタイムワープする能力を手に入れる。
銭湯、露天風呂、家庭用浴槽・・・・。
さまざまな、日本の風呂から得たアイデアをローマの風呂に取り入れるルシウス。
ルシウスの大冒険(風呂限定)の行く末やいかに!?


まず、日本の風呂限定のタイムワープ、という時点で面白い発想なんですが、その材料をちゃんと料理してるんです。
ローマ人なので、日本に来ても言葉は通じないんですが、ルシウスを見た日本人は、珍しい外人だ~、くらいに思って色々相手してくれるんです。
フルーツ牛乳を飲ませてくれたり、浴衣を貸してくれたり。
で、その度日本の文化に驚き、感動するルシウス。
いや、2000年近くも未来の文化に触れてるんだから当たり前なんですけど。
ルシウスはそうして得た知識をローマ流にアレンジして新種の風呂を作っていくわけですが、そのローカライズっぷりもなかなか面白いです。

ルシウスは、仕事熱心で真面目なんですけど、自分のオリジナリティが出せなくて悩んでいます。
彼は日本の風呂を真似して評価を得ているわけですが、所詮物真似、と自己評価はとっても低い。
執政官に褒められようと、皇帝に褒められようとあくまで謙虚です。

でも、これを読んでて思ったんですけど、周りの人間が誰も知らない、気づかないところから着想を得て、自分で真似していく、というのは十分にオリジナリティのある行為ではないのでしょうか。
いや、ルシウスはタイムワープという反則技を使ってるわけですが。
でも、いやだからこそ、他の誰にも見ることのできない世界を見て、そこから学んでこれるんだから、その点を持って彼の知識習得技術は超一流だと言えると思います。
同じように、知ってしまえば単なるよそで得た知識の応用なんだけど、それを見つけて注目するという行為は、実は褒められてしかるべしなんじゃないかなー、とか。

僕も自分の独創性には自信ないんですけど、ルシウスにちょっと勇気付けられたり。
これなら僕にもできる!・・・といっていいのかどうかはわかりませんが。
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by yusatoku | 2010-03-03 23:55 | 読書
2010年 01月 09日

軽くてすごいんです

先日買った3冊の本の2冊目
「もし高校野球のマネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」
を読み終わりました。

話の内容としては、絶対に野球部を甲子園に連れていきたいマネージャー、みなみちゃんが
ドラッカーという人の書いた『マネジメント』という本を読んで野球部という組織をマネジメントしていく手立てを学び、実践していくというもの。
いや、野球部のマネージャーってそういうものじゃないから、というのはだれもが思うところですが、みなみちゃんはあくまでも真面目に組織のマネジメントに取り組みます。
野球部の組織としての定義付けから、メンバーのモチベーションの管理まで、『マネジメント』に書いてあることを忠実に実行していくのです。

ドラッカーというのは超有名な社会学者で「マネジメント」という概念を生み出した人といわれています。
ものすごい人なようで、僕も一応著作を読んだことがあるのですが、正直難しくてよくわからないんですよね。難しい、というか、重要なことがサラリと書いてあって、一語一語をちゃんとかみしめないと色々見落としてしまうんです。

本書ではそんなドラッカーの著作を丁寧に読みといて、しかもそれを野球部の場合に当てはめて考えます。サラリと書いてある言葉に対して、これはどういう意味なのか、自分たちの場合はどうなのかをちゃんと考えます。
普通に読んだだけではなんとなくわかったつもり、でも実は何も学んでないよー、となりがちなドラッカーの著作をこうして解釈して、しかも身近な事例に適用してくれるとか、素晴らしすぎです。

はたしてみなみちゃんは選手を甲子園に連れていってあげることができるのか!
結果だけ言ってもしかたないですが、
大変素晴らしい組織運営を見せていただきました。

ところでこの話、もともとは
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら - ハックルベリーに会いに行く
で掲載されたブログネタだったんですよね。
僕はこのエントリをリアルタイムで読んで、面白いことを考える人がいるもんだなー、と呑気に考えてたんですが、そこから始まってここまで完成度の高い本に仕上がる。
web時代の創作活動、すごすぎです。
自分もいつかはこうしたアウトプットを・・・、とか思ったり思わなかったり。
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by yusatoku | 2010-01-09 17:34 | 読書
2010年 01月 07日

かるかる

先日ここに書いた、本屋で買った3冊のうち1冊を読み終わりました。
「どんな時代でもサバイバルする人の『時間力』養成講座」
という本です。
著者は小宮一慶。

内容は本のタイトルそのままで、いかにも日本の自己啓発本~、って感じでサクっと読めちゃったんですが、それで流してももったいない(なんせ1000円もしました)ので、ちょっと内容をまとめておこうと思います。

まず、「時間力」ですが、これは限られた時間を有効に使う、ということです。
ここでいう有効に使う、というのは寸暇を惜しんで仕事や勉強をする、という意味ではなく、

ということ。
同じ時間だけ働いても、優秀な人は人より何倍もの成果を出しています。
それを実現するための方法を語っちゃうよ、という本です。

はじめに、に書いてあることによるとそのための基本事項は
1. 自分が何に時間を使っているかを把握する
2. その時間でやることを把握する
3. メリハリを持つ

ということ。だそうです。
特にメリハリを持つために、集中した状態、やる気のある状態で物事に当たることが大事になってきます。
それをいかに作るか。それによって時間力の差が出てくる、のではないでしょうか。


まあ、あんましネタバレしすぎても著者に申し訳ないですしこの辺にしときますが、
仕事は投入した時間でなく、成果によって測るべき、という下りがあって、それには納得させられました。
フリーの人や、起業家にとっては当たり前ですけど、サラリーマンでこれを自然に意識するのは難しいよなー。
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by yusatoku | 2010-01-07 23:44 | 読書
2009年 09月 29日

読書途中の本について。

今、『ハーバードビジネススクール 不幸な人間の製造工場』という本を読んでます。
大体半分くらいまで読み終わったところ。

ハーバードビジネススクール(HBS)という超一流の教育機関での生活を、シニカルな視点で綴った体験記です。

このシニカル、というのがポイントで、著者はHBSで大切なことを多く学んだとしながらも、HBSのありかた、というか姿勢について批判的に見ているみたいです。

たとえば、HBSに入学するような学生は、元経営コンサルタントだの、投資銀行で働いてただの、社長やってただの、そんなのばっかり。
当然卒業後の進路だってすごいのばっかりで、OBには有名人がゴロゴロ。あのジョージ・ブッシュ元大統領もHBS卒業生だとか。
そんな環境にいると当たり前のように「俺たちはエリートだ」という自覚、というか誇り、というか、そういうものが芽生えてくるんですが(そしてそれ自体はいいことだと自分は思うんですが)、そうした傲慢ゆえの滑稽さに著者は違和感を感じている模様。

以前別の日本人学生のHBS留学日記を読んだんだけど、そっちは基本的にHBSを絶賛してたので、併せて読むとよりHBSの特徴が際立ちます。

死に物狂いで勉強して、講義中は激論を交わして、夜はバーで学生らしいバカ騒ぎ。
そんなHBSでの暮らしによって、それぞれの学生たちが何を得るのか、残り半分、じっくり読んでいきます。
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by yusatoku | 2009-09-29 23:05 | 読書
2007年 02月 14日

少し前に本を読んだよ

スロウハイツの神様(上)
辻村 深月 / / 講談社
ISBN : 4061825062
スコア選択: ※※※※


スロウハイツの神様(下)
辻村 深月 / / 講談社
ISBN : 4061825127
スコア選択: ※※※※



あんまし余裕のない時期に買って、わかっちゃいるけどやめられない、って感じで読んじゃいました。
っていうか一気に読まないと忘れちゃいますって細かいとこ。

上巻の途中までは「会話とかは面白いんだけど、どうも登場人物を好きになれないなー」とか思ってたんですけど、あるキャラが登場するあたりから止まらなくなって、下巻は睡眠削ってノンストップでした。
とにかく伏線が大量に張ってあって、後半の、伏線のまとまっていく感じがよかったです。
丁寧に読んでれば結構途中で気づける感じなので、予想が当たったりすると嬉しかったです。

こっからネタバレ全開で
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by yusatoku | 2007-02-14 03:02 | 読書
2006年 10月 23日

どうでもいい漫画感想?みたいな何か。

ちょっと本屋でヤングガンガン立ち読みしてみました。
ってもWORKING!!しか読んでないけど。

とりあえず今号の話が各所で話題になってる理由はよくわかった。
まさかこんな展開かよ!みたいな感じ。
この作者の方はこういうのあんまし書きたがらないと思ってたので。
いや、僕はこういうの好きですけどね?
最近のこういう展開になる漫画は男が男前なので見てて安心です。
ってか小鳥遊かっこいい。
このエピソードは3巻に載るらしいですが、そうすると3巻は佐藤のエピソードといい大分○○○○っぽくなりますね。

ネタバレ避けて感想書いたら、読んでない人には全くわからない文章になってしまいました。
そんな人は是非漫画を読んでみましょう。

忙しいと言いながら他にもいくつか漫画を読んじゃってる自分。
あかんなー。
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by yusatoku | 2006-10-23 02:20 | 読書
2006年 10月 11日

やってる人は多いそうで

昨日の本についての続き。

昨日紹介した本、「複雑ネットワークとは何か」。
文句はいいましたけど、お勧めではある本なんです。
でも、面白いんですけどやっぱりイマイチべた褒めできない部分があるのも事実。

何でかって言うと、この本最後の方でネットワークビジネスに触れてるんですけどあんまし取り上げ方が気に食わないんですよね。
ひたすらこのビジネスを褒めてるんですよ。口コミを利用した画期的なビジネス!みたいな感じで。
確かにネズミ講みたいなのではないらしいし、ネットワークを利用した例としてはむしろ代表的なものかもしれないですけど、被害者と言えるような人が大勢でてるものを全面的に褒めてるのはどうかなーと。
それのおかげで胡散臭さがつきまとい、どうも微妙な気持ちになってしまいました。

ネットワークビジネスって何?って方は
こちら。wikipediaです。
ネットワークビジネスの問題点とかはアムウェイ問題特設ページとかを読んでみては。アムウェイという代表的なネットワークビジネス会社の問題を詳しく書いている記事です。
書籍では
わたし、だまされました。 告発!ネットワーク・ビジネス
坂口 優美 / ランダムハウス講談社
ISBN : 4270000554
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とか。漫画で語るネットワークビジネス体験談です。
これは僕持ってるので知り合いで読みたい方は貸しますよー。
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by yusatoku | 2006-10-11 21:23 | 読書
2006年 10月 10日

休んだ分を取り戻すべく

もう一つエントリーを書いてみる。
今度は本のお話。

最近こんな本を読んでみました。

「複雑ネットワーク」とは何か―複雑な関係を読み解く新しいアプローチ
増田 直紀 今野 紀雄 / 講談社
ISBN : 4062575116
スコア選択:



やたら真面目な本ですが「たまには頭のよくなりそうな本を読んでみる週間」で読んでみたものです。
内容は、ケーニヒスベルグの橋に始まり友達どうしをつなぐネットワークから脳の構造まで、様々なネットワークの特長とかを説明してるもので、わりと平易な説明でわかりやすかったりします。実際サクサク読めました。

ですが、一部しんどい部分があったんですよ。どこかっていうと脳の話。神経の構造について説明してて細胞のつくりが・・・とか信号の伝達が・・・とか言ってるんですけどあんまりピンと来ない。
僕の専門から遠いからあんまりわかんないせいもあるんでしょうけど、著者の専門からも少し遠いみたいでくだけた説明もそんなにない感じ。
なんだかんだでそこもきちんと読んだんですがそこに大分時間をとってしまいました。

思いがけず長くなってしまったので隠す
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by yusatoku | 2006-10-10 22:07 | 読書
2005年 12月 26日

6,7,8月本まとめ

なんとか年内には読んだ本をまとめときたいので右側に書いてある本の感想でも。

丁度6,7,8月と忙しかったためあんま読めてません。
しかも傑作には出会えてない予感。ま、その分9月のインターン中に色々読むんですが。

ひさしぶりやなー
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by yusatoku | 2005-12-26 17:44 | 読書