2013年 04月 21日
「のうりん」を読んでふと思ったことをつらつらと。 昔っからライトノベルって「キャラ小説」って言われたりして、強いキャラクターの個性があればOK、みたいに言われてた気がするのですが、最近は逆にキャラはテンプレートで話の構造とか設定に1ひねり、ってパターンが多くないでしょうか? キャラクターはそれぞれ個性豊か、に見せかけて実は「幼馴染」「ツンデレ」などのテンプレート通り、ってのをよく見る気がするんですよね。 じゃあそれはつまらないのかっていうとそうでもなくて、面白い作品はやっぱり何か持ってるんですよね。 その「何か」がなんなのかはよくわかってないんですけど、少なくとも世界観はそれぞれ独特だと思うんです。 例えば、「のうりん」だと農業高校が舞台で農業ネタも豊富、っていうのは他にないですし。今アニメをやってる「這い寄れ!ニャル子さん」はクトゥルフだし。 別にそれがいいとか悪いとかいうつもりはないんですけど、キャラクターの個性が重要だと思われてたジャンルでキャラの設定は軽視されてる、って状況がちょっと面白いなって思ったのです。
by yusatoku
| 2013-04-21 23:56
| 日記
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